- ホーム
- お役立ちコラム
お役立ちコラム
屋根リフォームの方法は複数ある!費用を抑えるポイントやメンテナンスのコツとは?
2024年12月05日(木)
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます!
愛知県豊田市の塗装会社、
代表取締役の丸山です!
日本の住宅にとって、屋根リフォームは重要です。四季を通じて過酷な気象条件にさらされる屋根は、年月とともに必ず劣化します。経年劣化による雨漏りや台風対策など、適切なタイミングでのリフォームは住宅を長持ちさせる上で大事です。
屋根リフォームを行う上で重要なのが費用を知ることです。費用を知っておくと、次のようなメリットが期待できます。
- 無駄に費用を支払わずに済む
- 事前にお金を用意できる
- お金を騙しとられずに済む
今回のお役立ちブログでは、屋根リフォーム方法を見ながら必要なタイミングや費用相場などをお話しします。
屋根リフォームが必要なタイミングは建物によって異なる!何を見て判断すれば良い?
屋根リフォームの必要性は築年数だけでなく、さまざまな要因によって判断する必要があります。築20年を過ぎた住宅では屋根リフォームの検討が必要なものの、築年数が経っていない場合でも雨漏りや瓦のズレなどが見られる場合は、早めの対応が求められるかもしれません。
なお、定期的な点検や診断を行うことでタイミングを見極めやすくなるでしょう。屋内であれば天井のシミや雨染み、小屋裏の湿気やカビの発生有無を確認することが大事です。一方、屋外であれば瓦のズレや割れ、苔の発生状況などをチェックすると良いでしょう。
とくに、台風シーズン前は必ず点検した方が良いでしょう。強風で瓦が飛散するリスクを軽減するためにも、春から初夏にかけての点検・補修を推奨します。
▼合わせて読みたい▼ 劣化したノンアスベスト屋根の対処は【カバー工法】と【葺き替え】がおすすめ |
屋根リフォームの方法は複数ある!それぞれの違いとは?
屋根リフォームの主な方法は次の通りです。
- 葺き替え工事
- カバー工法
- 塗装リフォーム
どのような工事なのか、種類ごとに見てみましょう。
葺き替え工事
葺き替え工事は既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材で施工する工法です。工事期間は一般的な住宅で、5日~1週間程度必要となるでしょう。
葺き替え工事のメリットは、下地の状態を完全に確認できることです。防水シートの劣化や野地板の腐食なども発見できるため、根本的な補修が可能となるでしょう。新しい屋根材を自由に選択できるため、デザインや性能の大幅な向上も期待できます。
一方デメリットは、工事費用が高額になることと、工事期間中の生活への影響が大きいことです。工事の手間がかかるため、生活に支障をきたしてしまうかもしれません。
カバー工法
カバー工法とは、既存の屋根材の上から新しい屋根材を被せる工法です。解体工事が不要なため、工期が短く費用を抑えられます。
カバー工法の特徴は、工事中の雨漏りリスクが少なく、騒音や振動も比較的抑えられることです。また、解体・廃材処分費用が不要なため、環境負荷も低減できるでしょう。
ただし、元々の屋根材に重大な問題がある場合は適用できません。重量増加によって建物に悪影響を与える恐れがあるため、気を付ける必要があります。
塗装リフォーム
塗装リフォームは屋根材の表面を塗装する工法です。見た目の改善と防水性の向上が期待できます。短期間で完了するものの、屋根材自体の劣化が進んでいる場合は難しいでしょう。
なお、塗装リフォームでは「高圧洗浄による清掃・下地処理・プライマー塗布・上塗り」の流れで行うのが一般的です。天候に恵まれれば2〜3日で完了します。使用する塗料は、遮熱性能や防カビ性能を持つものなど目的に応じて選択できます。
屋根リフォームの費用相場は建物の状態によって異なる!いくら必要?
屋根リフォームの費用相場は「工法・材料・リフォームの面積」によって変わるでしょう。
葺き替え工事の場合だと100〜200万円
カバー工法で70〜150万円
塗装リフォームで30〜80万円
が目安です。必要に応じて追加工事や足場設置費用が加算されます。
その他に、下地の補修や雨樋の交換、断熱材の施工など、付随工事が必要になる場合もあります。とくに古い建物の場合、予期せぬ補修が必要になるため、相場よりも多くの費用がかかると思った方が良いでしょう。
▼合わせて読みたい▼ |
屋根リフォーム費用を抑える方法はある!ポイントとは?
屋根リフォーム費用を抑える方法は次の通りです。
- 閑散期に依頼する
- 他の作業と同時に行う
- 補助金を活用する
それぞれ、何をすれば良いのか見てみましょう。
閑散期に依頼する
屋根リフォームは、11~3月にかけての閑散期に依頼すると、工事費用を10~20%程度抑えられる可能性があります。年末年始や年度末など、職人の手が空きやすい時期を狙うと割安費用で工事をしてもらえる確率が高くなるでしょう。
ただし、積雪地域や厳寒期は工事を進められない可能性があるため、気候を考慮しながら依頼時期を決めることが大事です。
他の作業と同時に行う
屋根リフォームと他の工事を同時に行うことで、足場代や諸経費を削減できます。たとえば「外壁塗装や雨樋の交換・太陽光パネルの設置」などは、屋根リフォームと同じスケジュールで行うと、トータルの費用を抑えることが可能です。
複数の工事を同時に行えば工期も短縮されるため、仮設費用や人件費の削減につながります。
補助金を活用する
国や地方自治体による住宅リフォームの補助金制度を活用することで、費用負担を軽減できる可能性があります。省エネ改修や耐震改修など複数の補助金を組み合わせれば、より多くの補助を受けられるかもしれません。
ただし、補助金制度は年度ごとに内容が変わるため、最新の情報を確認することが大事です。さらに、補助金の申請には一定の条件や期限があり必要書類の準備も必要ですので、早めの情報収集と計画的な申請が推奨されます。
屋根板金工事の費用はさまざまなことで決まる!基準とは?
屋根板金工事の費用は、次の3つの内容によって決まります。
- 屋根の形状と面積
- 材料の種類
- 工事の難易度
何がもとになって費用が決まっているか詳しく見てみましょう。
屋根の形状と面積
もっともシンプルな切妻屋根の場合、施工が容易で基本的な単価で計算が可能です。しかし、寄棟屋根になると施工難度が上がり、材料のロスも多くなります。
谷部分の処理においては、高度な技術が必要となるため、必然的に工事費用が増加するかもしれません。
屋根の面積も広くなれば材料費や工賃が増えるため、工事費用の増加につながります。とくに急勾配の屋根や高所での作業が必要な場合は、安全対策において費用がかかるため、工事費用は上昇すると思った方が良いでしょう。
材料の種類
材料の種類も費用に大きな影響を与えます。たとえば、カラー鋼板は15~20年の耐久性があり、比較的安価に施工できるのが特徴です。色あせや傷つきやすいという欠点もありますが、意匠性の高さから多くの住宅で採用されています。
また、ガルバリウム鋼板は20~30年の耐久性があるため、ランニングコストを抑えることが可能です。初期費用はかかるものの、長持ちするため長期的な視点で見ると安く済むでしょう。
その他に最高級の材料であるステンレスも、30年以上の耐久性があるためメンテナンス頻度も少なくて済みます。初期費用は高額ですがランニングコストを考えると、お得度が高いでしょう。とくに、海岸部のような塩害の影響を受けやすい地域では大きな効果を発揮してくれます。
工事の難易度
工事の難易度は、屋根の勾配や高さ・アクセスの容易さなどによって変わります。たとえば急勾配の屋根だと、特殊な足場の設置が必要となるため費用が増えると思った方が良いでしょう。
また、高所作業によってクレーンの使用が必要となった場合も、リース料がかかるため、費用は増えてしまいます。
屋根のリフォームを成功させるには業者選びが鍵!注意点は?
信頼できる業者選びは工事の成功を左右する重要な要素です。実績や資格、保証内容、アフターフォローなどを総合的に判断しましょう。最低でも3社以上から見積もりを取得し、内容を詳細に比較検討することをおすすめします。
見積書の内容を細かくチェック!
見積書の記載内容も重要です。使用する材料の詳細や工事範囲・保証内容・支払条件などが明確に記載されているか確認しましょう。
中でも注意した方が良いのか、極端に安価な見積もりを提示する専門業者です。最低限の品質を確保するには、ある程度の費用が必要です。よって、費用の安さだけで決めてはいけないのです。
屋根リフォームの効果を高めるには工事後のメンテナンスが大事!何をチェックすると良い?
定期的な点検と適切なメンテナンスにより、屋根の寿命を延ばせます。年に1〜2回の点検を行い、小さな異常でも早期発見・早期対応することが重要です。具体的なメンテナンス項目としては「雨樋の清掃、棟部分の漆喰の補修、金具類のサビ確認、瓦のズレや割れのチェック」などが挙げられます。とくに台風や大雨の後は、建物がダメージを受けている確率が高いため、臨時で点検をした方が良いでしょう。
また、屋根裏の換気状態を良好に保つことも大事です。結露やカビの発生を防ぎ、木材の腐食を予防できます。
屋根のリフォーム費用が気になる方は愛知の専門業者「マルヤマ」にお任せください!
屋根のリフォームは築年数が経過すると避けて通れません。費用面で不安な方も多いのではないでしょうか。創業から20年以上の実績を誇るプロタイムズ豊田永覚店/株式会社マルヤマであれば、お客様のご予算に合わせて最適なプランをご提案することが可能です。
当店では施工費を抑えながらも品質にこだわったリフォームを提供しています。 さらに無料の現地調査では状態を詳しく診断し、必要な工事範囲を見極めることで、効率的に工事を進めることが可能です。
その他に、国の補助金制度にも精通していますので、費用を抑えたい方にも向いています。膨大な施工実績と確かな技術力で、安全に屋根のリフォームを行いますので、お気軽にご相談ください。
人気記事
グリシェイドグラッサ屋根材塗装ガイド:耐久性向上の秘訣と業者の選び方
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます! 愛...
カーポート屋根がある住宅でも大丈夫!塗装工事時の足場組みと業者選びポイント
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます! 愛...
悪質リフォーム業者は消費者センターにリストがある!?消費者庁も警鐘を鳴らす巧妙な手口にご注意を
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます! 愛知県...