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豊田市の屋根塗装はマルヤマにお任せ|工場が雨漏りする原因と対策方法
2024年06月19日(水)
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます!
愛知県豊田市の塗装会社、
豊田市の工場は、決して自動車工場ばかりではありません。そして、その工場の多くには「工業機械」がたくさん設置されています。とても高価な機械がたくさん設置されているのですから、雨漏り被害が発生しないように十分気をつけなければなりません。
適切な時期に効果の高いメンテナンスをするようにしましょう。
今回のお役立ちコラムでは「工場の雨漏り原因の追求」と「雨漏り対策の方法」について考えていきたいと思います。
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工場が雨漏りする原因
工場の雨漏りは「屋根の劣化」が原因となっていることが多く、適切なメンテナンスがされていないことが目立ちます。そのため、できる限り適切なメンテナンス周期を守り、必要な対策を講じることをおすすめします。
工場の屋根というのは、戸建て住宅のような小さな規模でメンテナンスをするわけではなく、広い面積の対応をしなければならないため、施工コストが高くなってしまうことがメンテナンス不足を招く原因でしょう。
しかし、このメンテナンス不足が雨漏りにつながってしまい、多くの被害を生み出してしまうことを忘れてはいけません。
屋根材の劣化
工場の屋根という場所は、紫外線による影響を多く受けてしまうため劣化しやすいという特徴を持っています。そのため、定期メンテナンスを怠ってしまうと、すぐに耐久性を失ってしまうことを覚えておいてください。
屋根材が劣化すると、屋根材ごとにトラブルが発生し始めてしまいます。例えば、波形スレートの場合、以下のようなトラブルが発生してしまうでしょう。
- ・屋根材のひび割れ
- ・屋根材の欠け
- ・苔やカビの発生
折半屋根の場合は、以下のようなトラブルが考えられます。
- ・サビの発生
- ・塗膜の剥がれ
これらの症状が発症してしまうと、雨漏りが発生する可能性が高くなってきます。
固定ボルト周辺のサビ
固定ボルトは、屋根材よりも耐久性が高いものという商品がほとんどありません。
- ・鉄製ボルト
- ・ステンレスボルト
- ・アルミボルト
耐久性を考えられているものでも、亜鉛メッキやドブメッキと言われるような対処がされているだけなので、時間が経てば劣化してしまうのです。材質自体も高強度を期待できるわけではないので、定期的に入れ替える必要があるでしょう。
仮に、高強度のチタン製ボルトなどを使用すれば、耐久性だけは期待できます。しかし、その分コストが上がってしまうので、定期的にメンテナンスをしなければならないことに変わりがないのであれば、あまり効果が高くないのです。
固定ボルトがサビてしまうと、そのサビの隙間を雨水が通過していきます。この段階であれば大きな被害とはならないのですが、最終段階になると「固定ボルトが脱落する」ため、屋根に小さいながらも穴が空いてしまうことになるのです。
これまでは固定ボルトによって多少通路を防がれていたものが、完全にオープン状態になってしまうため、広範囲で固定ボルトの脱落が発生すれば大きな雨漏り被害となってしまうでしょう。
シーリング材の劣化
屋根が無垢の状態で作られている場合は心配ないのですが、屋根に換気扇や窓が設置されているような工場の場合、設置されている周囲をシーリング材で保護するのが一般的です。風の影響で動いてしまったり、自身で揺れたりした場合でも、シーリング材の柔軟性のおかげで屋根材にひび割れが発生するようなことがないのです。
しかし、シーリング材は常に正常な状態で維持できるわけではありません。紫外線の影響や昼夜の温度差、雨による侵食などを受けるため、日々劣化し続けているのです。そのため、耐久性を失った瞬間から雨漏りの発生リスクを抱えてしまうということを覚えておきましょう。
シーリング材の劣化を抑えるためのコーティングというものは存在しないため、どうしても定期的にメンテナンスを施さなければなりません。一応、シーリング材の上を塗装するということができるものもあるのですが、十分なコーティングが期待できるわけではないため、定期的に手を入れていかなければならないでしょう。
各部の劣化
ここまで「屋根」のトラブルで発生する雨漏りをご紹介していますが、雨漏りは屋根だけが原因なわけではありません。外壁の劣化や、接合部のシーリング材の劣化、ドア枠の歪みやコンクリートの侵食でも雨漏りは発生するということを覚えておきましょう。
確かに、多くの雨漏りは屋根に原因があるケースが多いです。しかし、屋根ばかりを気にして他の場所をおろそかにすれば、屋根以外の場所から雨漏りすることも十分に考えられるということを覚えておいてください。
雨漏りを発見した時の応急処置
では、実際に雨漏りが発生した時にはどのような対処ができるのでしょうか。工場で働くということもあり、ある程度の作業であれば自分でできるという自信を持った方も多くいるでしょう。そのため、まずは「DIYでできる対処方法」について考えてみたいと思います。
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安全性を確保した上で「防水シール」で穴埋め
雨漏りの多くが「屋根」に原因がある状態だということをお伝えしましたが、工場の場合「屋根が場内から見える」というケースが多いため、雨漏りの発生原因が直接目視できるという場合があります。そんな時は、発生原因を埋めてしまうのが良いでしょう。
ただし、場内から穴埋めするのではなく、屋根の上から対処しなければ期待するような対処はできません。つまり、屋根に登る必要があるということです。
命綱を用意して、確実な落下対策をした上で屋根に登り、雨漏りの発生箇所に防水シールを貼り付けて穴を埋めます。これができれば、余程の大雨でない限り雨漏りが発生することはないでしょう。
ただし、シールを直接屋根材に貼り付けるため、剥がす際に屋根塗装が剥がれてしまうことが考えられます。そのため、後日修理する際には屋根塗装が必要になるということをしっかりと理解しておきましょう。
ビニールシートを張る
防水シールは、用意がなければ貼り付けることはできません。しかし、ビニールシートは多くの工場で在庫していることが多いため、すぐに雨の対処をする必要がある場合には手軽に雨漏り対策ができるでしょう。
防水シールを貼り付ける時と同じように、最新の注意を払った上で屋根に乗らなければなりません。その上で、雨漏り発生箇所とその周辺を全体的にカバーし、ビニールシートが飛ばされないように重石を載せて対処します。
ビニールシートの重石は、できる限りたくさん乗せてシートが暴れないようにしなければなりません。四隅だけを抑えるような簡易的な対処では、数分も経たずに飛ばされてしまうでしょう。
基本的に「屋根には登らない」ことをおすすめする
屋根に登って作業する方法をお伝えしましたが、実際には「屋根には登らない」ということを徹底していただきたいです。そもそも、地上高2m以上の場所で作業をする場合には、足場の設置や安全帯の着用など、多くのルールが存在します。
これは、人命を安全は状況に置きながら作業するために必要な「労働安全衛生法」で決められていることなので、これを守らずに事故が発生してしまうと、作業した方には何も補償が発生せず、工場には安全衛生法違反として厳しい罰則が発生してしまうでしょう。
以下は労働安全衛生法違反の罰則内容です。
・10年以下の懲役、または300万円以下の罰金
・6ヶ月以下の懲役、または50万円以下の罰金 ・50万円以下の罰金 (引用:厚生労働省 労働安全衛生法) |
屋根に登る危険性
万が一屋根に登る際には、以下でご紹介するような危険性があるということを十分に理解しておきましょう。実際、日常的に屋根に登っている私どもでもヒヤッとする瞬間はたくさんあります。
屋根の上は危険だということを理解しておいてください。
屋根材の劣化は「踏み抜き」につながる
屋根材は劣化します。そして、劣化した屋根材は簡単に破損してしまうということを知ってください。作業中でもかなり気を遣いながら移動をしていますが、それでも毎年屋根から落下したことが原因の死亡事故が発生しています。
屋根材の上を歩いていて、たまたま劣化している場所に足を乗せた瞬間、屋根を踏み抜いてしまい落下するということは珍しいことではありません。その際、安全帯の着用がなければ、地面までノンストップで落下するでしょう。また、足場の設置がなければ、途中で捕まることすらできないのです。
反射神経が良い方の場合、踏み抜いた瞬間に回避行動を取ろうとするかもしれませんが、その回避行動が原因で別の場所の屋根材に強い力がかかってしまい、新たな踏み抜きが発生するという可能性も非常に高いです。
つまり、1箇所踏み抜いた時点で大怪我のリスクは避けられないということになります。
固定具の上に倒れると「刺さる」
波形スレートでも折半屋根でも、屋根材を固定しているフックボルトは屋根材の上に飛び出ています。しかも、太さは6mm程度しかないため、仮に上に倒れ込めば簡単に刺さってしまうでしょう。突き出し量としては5cm程度かもしれませんが、前向きに倒れ込んでも後ろ向きに倒れたとしても、かなり危険です。
仮に、前向きに倒れたとしましょう。体に刺さる分には我慢できる方もいるかもしれませんが「眼球」に刺さってしまえば多くの方がパニックを起こしてしまいます。
最中から倒れた場合、肝臓や脾臓など、出血が止まらなくなる臓器がたくさんあり、それが体表からかなり近い位置にあるため、非常に危険です。
意外と風が強く「落下」の恐れもある
屋根の上はかなり風が強く、簡単に体が持ち上がるほど煽られてしまいます。決して突風ではありませんが、この風邪のせいで落下するという事故は非常に多いです。足場の防護幕があれば抑えられるのですが、何もなく屋根に登ると、どうしても強い風に悩まされるでしょう。
雨漏り発生時にとるべき行動
雨漏りが発生してしまった場合、基本的には業者をすぐに呼んで下さい。自分で対処するという方法はかなり危険な上、事故が発生したとしても全て自己負担となってしまう可能性があります。
作業中の事故だという場合でも、事業内容に関係なければ労災扱いにならないため、怪我をした場合には会社も保険も補償してくれないでしょう。
まずは業者に連絡し、雨漏りの対処をしてほしい旨を伝えてください。そして、工業機械に被害が発生しないようにしっかりとカバーをかけておきましょう。さらに、雨漏りが他の場所に悪影響を及ぼさないように、できる限り周囲のものを非難しましょう。
工場雨漏りでお困りですか?マルヤマが迅速に対応します!
工場の雨漏りは、工業機械への損傷や業務の遅延など、深刻な影響をもたらす可能性があります。屋根材の劣化や固定ボルトの錆びなど、雨漏りの原因は様々ですが、放置すると被害が拡大する恐れも。
自分で応急処置をすることも可能ですが、屋根に登る作業は非常に危険です。安全を確保するためにも、専門業者に依頼することが最善策です。
プロタイムズ豊田永覚店/株式会社マルヤマでは、雨漏りの原因を的確に特定し、最適な対策をご提案いたします。工場の規模や状況に合わせて、迅速かつ丁寧な対応を心がけております。
雨漏りでお困りの際は、まずはマルヤマにご相談ください。お問い合わせは、問い合わせフォーム、メール、お電話、またはショールームへお気軽にご連絡ください。
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