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戸建て住宅の屋根裏が暑すぎる!遮熱と断熱で快適に変える屋根リフォーム術

戸建て住宅の屋根裏が暑すぎる!遮熱と断熱で快適に変える屋根リフォーム術

スタッフブログをご覧いただきありがとうございます!

愛知県豊田市の塗装会社、

プロタイムズ豊田永覚店/株式会社マルヤマです。


代表取締役の丸山です!

夏の屋根裏の暑さを、遮熱・断熱塗料で乗り切ってはいかがでしょうか。戸建ての屋根裏がサウナのようになってお悩みの方もいるでしょう。

住まいの暑さ対策ではエアコンのような冷房機器が欠かせません。不安はエアコンを過剰に使用することで、電気代が高くなる点ではないでしょうか。エアコンの設定温度や風量を抑えても、節約には限界があるものです。エアコンばかりに頼らず、他の暑さ対策を考える際、塗装工事からのアプローチを考えてみてください。

屋根と外壁塗装で使用する塗料の中には、遮熱や断熱性能を備えたものもあるからです。活用すれば、室温の過剰な上昇を食い止められます。そこで今回のお役立ちコラムでは、戸建て住宅の屋根裏の暑さ対策として、遮熱と断熱塗料の有効性をくわしくお話しします。

住まいの快適性を大きく左右する「屋根裏の温度」

住まいの快適性を大きく左右する「屋根裏の温度」

夏は屋根裏の暑さが急上昇します。屋根の真下に位置するため、昼間、太陽光による熱が伝わってくるためです。対策をしないと、40度や50度になることもあります。

屋根裏に部屋を設けていなくても、気温上昇の影響は1階や2階にも出てくるのです。屋根裏だけの温度上昇では収まらず、住まい全体の快適性にも関係します。

冷房機器だけでは根本解決できない理由

夏の暑さはエアコンを使用すれば、いくらかましになるかもしれません。ただ、エアコンばかりに頼れない現実もあります。

幼稚園に預けられない年齢の子どもがいるご家庭では、夏場1日中エアコンが必要なケースも多々あるはずです。高齢者も気軽に外へ出るわけにもいきません。熱中症のリスクがあります。

また、エアコンは根本的な解決にならないジレンマもあるのです。屋根裏にこもった熱は住まい全体に広がります。エアコンを稼働しても設定温度になるまで、時間がかかり過ぎるのです。

1日中使用するとなれば、電気代の高騰は覚悟しなければなりません。全力稼働が続けば、エアコンへの負担は大きくなります。購入してから10年以上経過したエアコンの場合、故障リスクがついて回ります。

夏場、急にエアコンが使えなくなると危険です。寝苦しい夜になり、熱中症のリスクが高まります。

なぜ屋根裏がサウナのように暑くなるのか?

そもそも夏になると屋根裏がサウナのように熱くなるのはなぜでしょうか?主な原因の1つに、輻射熱が挙げられます。

真夏に屋根裏が熱くなるメカニズム!輻射熱について

夏に屋根裏が熱くなるのは、太陽光に含まれる赤外線が関係します。赤外線は熱線とも呼ばれる電磁波です。馴染み深いのは赤外線ヒーターでしょう。暖かくなるのは赤外線の働きがあるからです。

夏の昼間、屋根や外壁は太陽光の日差しを浴び続けます。屋根材でも外壁材でも、黒色の場合は赤外線をよく吸収するのです。赤外線は電磁波であり、振動しています。物質を構成しているのは分子ですが、振動や回転をしているのです。

赤外線が物質に吸収されたとします。屋根や外壁の分子も振動や回転をしていますが、吸収された赤外線の振動と共振を起こすのです。そうすると分子運動が増幅されます。分子同士で摩擦熱が発生し、熱が発生するのです。

屋根材や外壁材の熱は周囲に放射される

赤外線を吸収し、熱くなった屋根材や外壁材からは熱エネルギーが放射されます。輻射熱(ふくしゃねつ)という現象で、外だけではなく住まい内部にも伝わるのです。

戸建ての屋根裏は、屋根の真下に位置するため大きな影響を受けます。構造材や天井の裏面などに輻射熱が到達し、屋根裏の気温が上昇するのです。その熱は住まい全体に広がり、室温上昇につながります。

さらに屋根裏の通気性は良好とは言えません。熱がこもりやすい場所と言えるのです。さらに真夏の暑さは長期間、連続して続きます。毎日、屋根や外壁からの輻射熱によって住まいでは暑さが続くのです。スレートや金属屋根はとくに熱を蓄えやすい性質があります。夜になっても熱が逃げにくいため、屋根裏の温度はなかなか下がらないのも問題です。

輻射熱によって発生する問題点

輻射熱で屋根裏が過剰に高温となると、暑さ以外にも問題を引き起こします。室温が上昇し、下がりにくい状態になれば冷房効率が下がります。断熱材の劣化についても要注意です。高温によって断熱材が劣化すれば、断熱性能は低下します。

建材も劣化する原因になるのです。屋根裏は通気性が悪いため、木材は高温と湿気で劣化するリスクが高まります。また、築年数が長い住まいの場合、断熱材性能がそもそも低い場合も考えられるでしょう。長年、負担がかかってきた断熱材の劣化も関係します。湿気やカビで機能を失った断熱材は、断熱機能を十分に発揮できません。1つだけではなく複数の問題が絡んでくるのです。

遮熱シートや断熱塗料によるリフォームで暑さをしのげる

遮熱や断熱塗料によるリフォームで暑さをしのげる

輻射熱対策として、塗装工事からのアプローチが有効です。塗料には遮熱や断熱機能を備えたものがあります。遮熱シートや断熱塗料とはなにか、くわしくお話しします。

遮熱シートとは?

遮熱シートとは、主に屋根や壁、天井裏などに施工することで、太陽光による熱の侵入を大幅に抑えるための建材です。アルミなどの金属箔を基材としたシートが多く、太陽光に含まれる赤外線(輻射熱)を反射させる仕組みを持っています。これにより、屋根や外壁から室内に伝わる熱エネルギーを大幅にカットできるのが特徴です。

特に屋根裏や天井に施工した場合、夏場の室温上昇を抑える効果が高く、エアコンの効率アップや電気代削減にもつながります。また、既存の断熱材と組み合わせて使うことで、さらに快適な住環境を実現することができます。

近年は新築だけでなく、リフォームの際に後付けで施工するケースも増えています。遮熱シートは施工の手軽さと高い遮熱効果で注目されている対策方法です。

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遮熱塗料とは?

遮熱塗料の「遮熱」とは、太陽光の赤外線を反射できます。含まれている特殊な遮熱顔料が、赤外線を反射するのです。屋根裏が暑くなる原因として、屋根や外壁に吸収された熱による輻射熱はお話ししました。

遮熱塗料は屋根材や外壁材が、赤外線を吸収しなければ暑くならないという発想です。実際、屋根や外壁材の温度上昇を抑えられるため、住まい内部への熱の侵入が減ります。室温が上がりにくくなるわけですから、エアコンの過剰な使用も抑えられるのです。

また、屋根や外壁の劣化対策も期待できます。太陽光には赤外線だけではなく紫外線も含まれているからです。人間は紫外線対策として、日焼け止めをします。屋根や外壁の場合は、遮熱塗料で紫外線対策も期待できるのです。

紫外線は分子結合を切断するため、屋根や外壁の塗装を劣化させる原因となります。遮熱塗料は跳ね返せるため、屋根や外壁を長持ちさせる点でもメリットがあるのです。

断熱塗料とは?

断熱塗料は熱の伝わりを遅らせられます。屋根や外壁の表面温度が高くなっても、断熱機能で住まい内部への熱の侵入を抑えられるのです。いわゆる熱伝導にアプローチする点が遮熱塗料と異なる点でしょう。屋根や外壁が高温になっても、住まい内部に影響がなければ快適な空間を保てるわけです。

また、冬の際、住まい内部から熱が逃げないのもメリットでしょう。壁や天井の表面温度は室温に近くなるため、空気中の水蒸気による結露が発生しにくくなります。ただし、一般的な塗料と比較すると費用は高くなる傾向です。住まいの構造や既存の断熱材によっては、効果があまり得られない可能性はあります。

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遮熱塗料と断熱塗料の実験結果

遮熱塗料と断熱塗料は各メーカーが実験を行って、本当に暑さ対策になるのか実証しています。

遮熱塗料メーカーシェアNO.1の塗料メーカーアステックペイントの実験です。プレハブを3棟設置し、遮熱機能を塗布したものとしていないものの比較実験を行いました。サーモグラフィーで測定すると明確な違いが出たのです。

遮熱塗料がない一般塗料のグレーカラーを塗布した屋根は、表面温度74.2度でした。一方遮熱塗料の白色を塗布した屋根では表面温度55.4度という結果です。遮熱塗料グレーの場合は66.3度でした。

白色の場合は、塗布していないものと比較すると約18.8度の温度差が生まれたのです。室内の天井を測定した結果、エアコンを稼働した状態だと一般塗料のグレーカラーでは38.8度でした。

遮熱塗料の場合、グレーカラーでは37.1度で1.7度の差、白色だと34.4度で4.4度の差が出たのです。この実験を見る限りですが、遮熱塗料は、屋根裏の温度上昇の抑制が期待できると言えるでしょう。

参照:アステックペイント 省エネ⁈節約⁈遮熱塗料の効果とは?プレハブ小屋で徹底検証

断熱塗料の実験結果

断熱塗料メーカーによる断熱塗料の実証実験があります。産業技術総合研究所と島根大学との共同研究です。断熱塗料を塗布したものと塗布していないものに分け、赤外線放射量を測定しました。

島根県産業技術センター人工気象装置での計測です。断熱塗料を塗布した場合、時間が経過しても熱は侵入していないことがわかりました。一方、従来の塗材の場合、時間経過で熱の侵入が増加しています。断熱塗料の場合、安定して熱の侵入を抑えられることがこの実験で証明されました。

参照:GAINA GAINAの効果と検証結果

遮熱や断熱塗料で屋根裏の暑さ対策のメリット

遮熱や断熱塗料で屋根裏の暑さ対策のメリット

令和5年、熱中症で死亡した方は1,651人でした。0歳から4歳まで2名、60歳以上になると一気に数が増えています。

遮熱や断熱塗料なら、屋根裏の温度を下げ、住まい全体で過剰な温度上昇を食い止められるのです。エアコンも効率的になり、稼働時間や設定温度を抑えられます。夏場の冷暖房コストの抑制が期待できるのです。

屋根裏が過ごしやすい環境になると用途の幅は広がります。単純に収納スペースだけで使用していた方もいるかもしれません。高温でなければ、子ども部屋としても活用できるのです。その他、在宅ワークをする際の書斎としても機能します。換気のためのリフォームも行えば、より快適な環境になるでしょう。遮熱や断熱塗料は、住まいの快適性を豊かにするだけではないのです。

ただし、ニーズによって、遮熱か断熱かの選択肢は変わります。迷うなら、遮熱塗料と断熱塗料を取り扱える塗装専門業者に相談してみてください。

参照:厚生労働省 年齢(5歳階級)別にみた熱中症による死亡数の年次推移(平成7年~令和5年)

屋根裏の暑さ対策は「マルヤマ」にご相談を!快適な住まいを塗装で実現

屋根裏の暑さ対策は「マルヤマ」にご相談を!快適な住まいを塗装で実現

屋根裏の暑さや住まい全体の温度上昇にお悩みの方は、遮熱・断熱塗料による屋根リフォームをぜひご検討ください。屋根裏がサウナのように熱くなるのは、太陽光の輻射熱が大きな原因です。従来のエアコンだけでは、根本的な解決にはつながりません。

遮熱塗料や断熱塗料は、屋根材や外壁材に直接アプローチして熱の侵入を抑え、室内の快適さを格段に向上させてくれます。実験結果からも、塗装による温度差が明確に証明されています。冷房コストの節約やエアコンの負担軽減だけでなく、熱中症対策や屋根裏の有効活用にもつながるため、ご家族の健康と家の資産価値を守る上でも非常に有効な選択肢です。

プロタイムズ豊田永覚店/株式会社マルヤマでは、お客様の住まいに合わせた最適な塗料や工法をご提案します。遮熱塗料・断熱塗料の違いや、それぞれのメリットも分かりやすくご説明しますので、初めての方もご安心ください。

屋根裏の暑さ対策・屋根塗装に関するご相談は、問い合わせフォーム・メール・お電話・ショールーム来店のいずれからでもお待ちしております。快適な住まいづくりは「マルヤマ」におまかせください!

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