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お役立ちコラム
「我が家の屋根は何??塗装できるの?」の疑問にお答えします(^▽^)/~スレート瓦編~
2020年09月03日(木)
こんにちは🌞
豊田市の屋根・外壁塗装専門店 プロタイムズ豊田永覚店です。
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます♬
ここのところ、除菌抗菌のDr.ハドラスについてのブログが続いていましたが、
今日は塗装、中でも屋根についてです(*^-^*)
屋根っていろんな種類があるんです。
一戸建ての住宅をお建てになって経験がある方はご存じかもしれませんが、
・ご自宅の屋根の種類が何なのか
・どんな特徴があるのか
・見栄えが悪くなってきたけど、どうやって直すのか
大切なマイホームのことなので、
正しく知っていただきたいと思います。
まず今回は日本での普及率が最も高い屋根材「スレート瓦」についてご説明させていただきます(^^)/
【スレート瓦とは?】
こんな感じのペタッとした屋根です。
とても強いセメントを固めて塗装してできた板です。
(このセメントには防水性がないため、工場出荷時点でアクリル樹脂塗装するのです。耐久年数は5~7年)
※2004年以前に建てられたお家の場合、 “アスベスト”が含まれた石綿を使用していますので、
屋根の葺き替え工事をされる際はアスベストの飛散を防ぐためにも、業者との打ち合わせが必要となります。
シンプルな見た目と豊富な色、軽さ、安価さが特徴でありメリットですが、
10年を経過するスレート屋根は防水性が切れて、変色、藻やコケの発生が多く見受けらる点、
寒さに弱く寒冷地では使用できない点がデメリットとなります。
【縁切りが必要!】
スレート瓦の塗装工程の中で「縁切り」という非常に重要な工程があります。
縁切りにはタスペーサーというアイテムが必須☝
⇩タスペーサーはスレート瓦の重ね目に差し込むことで縁切りが おこなえる道具です。
ではなぜタスペーサーが必要なのか。
下はスレート瓦の写真とスレート瓦の構造を横から見た図です。
塗り替えをする前は、スレート瓦に水が通り抜ける隙間があります。
しかし塗装をすると、塗膜で隙間をふさいでしまい、水がたまってしまいます。
水がたまってしまうと屋根材自体の劣化だけではなく、防水シートや下地に水が当たる頻度が多くなり、結果、雨漏りがおこり、建物劣化の原因になってしまうのです。
そうならないためにタスペーサーを使って、塗装後も上の屋根材と下の屋根材の間に十分な水の通り道を確保するのです。
塗り替えによって美観をよくしたり、防水性をもたせたつもりだったのに、タスペーサーを設置していなかったことで、屋根自体には悪影響になってしまいます😢
【釘抜け】
スレート瓦は釘で固定されていますが、この釘が自然と抜けてしまう事があるのです。
このようにスレート瓦の棟部分を固定している釘が抜けている状態を「釘抜け」と呼びます。
スレート瓦や屋根の頂上部の棟押さえという板金は気温の変化によって、わずかですが膨張、収縮をします。
日中の暑さで膨張し、夜間の寒さで収縮する事で、長い年数を掛けて、ゆっくりと釘を外に押し出してしまいます。
これを放置しておけば、釘から雨水がつたい、躯体へ水を浸入させてしまう事になります。
メンテナンスをおこなう際は、釘が抜けかけていないかを確認し、傷んでいる釘は新しいものに変える等の対策を取る必要があります。
今回は、スレート瓦の特徴や塗装する場合に気を付けたいポイントについて紹介しました。
スレート瓦は優れた建材で、しっかりとメンテナンスをおこなえば長く使う事ができます。
劣化の目安を自分でしり、定期的なメンテナンスを心がける事が長く、大切なマイホームを守ることに繋がります(*^-^*)
弊社では屋根の劣化状況の診断はドローンを使用していますので、
屋根に上ることがまずありません。
ドローンで空撮した映像は非常に鮮明でわかりやすいので、おすすめです✨詳しくはこちら
ぜひお問い合わせくださいね♪
※強風など非常に悪天候の場合、ドローンを飛ばすことが出来ないことがありますので、ご了承くださいませm(__)m
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