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お役立ちコラム
外壁リフォームの費用相場と施工内容|失敗しない業者選びと補助金活用法
2025年09月23日(火)
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます!
愛知県豊田市の塗装会社、
代表取締役の丸山です!
外壁リフォームの主な目的は、家の美観を保ち、建物を劣化から守るために重要です。外壁の劣化を放置すると、防水機能が低下し、雨水が建物内部に浸入して柱や下地を腐食させてしまう可能性があります。
今回のお役立ちコラムでは、外壁リフォームの費用相場や施工内容、業者選びのコツや補助金活用法について詳しく解説しますので、参考になれば幸いです。
外壁リフォームの費用相場と施工内容
外壁リフォームの主な施工内容は「外壁塗装」「張り替え「重ね張り(カバー工法)」の3つにわけられます。どのリフォーム方法が最適かは外壁の劣化具合や予算にもよりますので、業者と相談しながら決めていくとよいでしょう。
外壁塗装
外壁の表面に塗料を塗り直す最も一般的なリフォーム方法です。外壁のひび割れが軽度な場合や、塗膜の劣化(色あせ、チョーキング現象など)が見られる場合に適しています。
外壁塗装の費用相場(60万円〜180万円程度)
費用相場は一般的な30坪の住まいの場合、大体60万円から180万円です。修理箇所や塗装面積が広い場合や、耐久性の高い塗料を使うほど高くなる傾向にあります。
塗料の種類 | 耐用年数 | 1平方メートルあたりの塗料代 |
アクリル塗料 | 3〜8年 | 1,000〜1,800円 |
ウレタン塗料 | 5〜10年 | 1,700〜2,500円 |
シリコン塗料 | 7〜15年 | 2,300〜3,500円 |
ラジカル塗料 | 8〜16年 | 2,200〜4,000円 |
フッ素塗料 | 12〜20年 | 3,500〜4,800円 |
無機塗料 | 10〜25年 | 3,500〜5,500円 |
塗料代が高くなっても、足場代や人件費などに変わりはないため、耐用年数が長い塗料を選んだ方が、長い目で見ればお得です。
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外壁塗装の費用相場in豊田市|30坪でいくら?見積りシミュレーション
外壁塗装で失敗しないためのコツ
塗装の耐久性は、下地処理の質にも大きく左右されます。高圧洗浄やひび割れ補修など、下地処理の工程を省略するような業者には注意が必要です。見積りにこれらの項目が詳細に記載されているか確認しましょう。
くわえて塗料は通常、下塗り・中塗り・上塗りの3回にわけて塗ります。また、それぞれの工程で十分な乾燥時間が必要です。手抜き工事を防ぐため、工程ごとに写真で記録を残してもらうよう依頼すると安心できるでしょう。
ちなみに外壁塗装に必要な足場は、屋根塗装にも流用できるため、外壁塗装と屋根塗装を別々におこなうより、まとめておこなった方がお得です。
張り替え
張り替えは既存の外壁材をすべて撤去し、下地から新しくやり直す大掛かりなリフォーム方法です。外壁の劣化が激しい場合や、内部にまで腐食や雨漏りの被害が及んでいる場合に必要となります。
費用は高くなりますが、建物の耐久性や耐震性を根本的に向上させられるでしょう。
張り替えの費用相場(150万円〜300万円程度)
費用相場は一般的な30坪の住まいの場合、大体150万円から300万円です。外壁の面積や採用する外壁材によって費用は大きく変動するでしょう。また既存の外壁にアスベストが含まれている場合、廃材処理費用が高くなる傾向にあります。
張り替えで失敗しないためのコツ
張り替えは壁内部を直接確認できる唯一の機会です。雨漏りによる腐食や断熱材の劣化、シロアリ被害などが見つかる可能性もあります。同時に耐震補強や断熱材の入れ替えをおこなうことで、住まいの性能を大幅に向上させられるでしょう。
重ね張り(カバー工法)
既存の外壁材を撤去せずに、その上から新しい外壁材を重ねて張る方法です。外壁の劣化が進んでいるものの、内部の下地には問題がない場合に適しています。既存の外壁の解体費用や処分費用がかからないため、費用を抑えつつ、外壁の機能性やデザインを一新できるでしょう。
重ね張りの費用相場(130万円〜220万円程度)
費用相場は一般的な30坪の住まいの場合、大体130万円から220万円です。張り替えと同じく、外壁の面積や採用する外壁材によって費用は大きく変動しますが、廃材が少ないため、張り替えよりも費用を抑えられる傾向にあります。
重ね張りで失敗しないためのコツ
重ね張りは、既存の外壁の上に新しい外壁を重ねるため、建物の総重量が増加します。建物の耐震性への影響を考慮し、金属系サイディングなどの軽量な外壁材を選ぶのが一般的です。
また重ね張りにおいては通気層を確保するのも重要となります。既存の外壁と新しい外壁の間に通気層を設けることで、内部結露を防ぎ、湿気による木材の腐食やカビの発生を防げるでしょう。
重ね張りの注意点としては、既存の外壁を剥がさないため、壁内部の雨漏りや下地の腐食、シロアリ被害などを発見・補修することが難しくなります。外壁の劣化がひどい場合は重ね張りができない場合もあるでしょう。
リフォーム業者の選び方
外壁リフォームの成功は、適切な業者選びにかかっています。悪質な業者に依頼してしまうと、手抜き工事や追加費用の請求など、様々なトラブルに発展する可能性があります。以下のポイントを参考に、信頼できる業者を見極めましょう。
▼優良業者の見極めポイントを詳しく見る▼
外壁塗装業者で失敗しない選び方6選!塗料の選び方も解説
複数の業者から相見積りを取る
外壁リフォームを検討する際、まず複数の業者3社程度)から見積りを取るとよいでしょう。複数の見積りを比較することで、費用や工事内容の相場感が掴めます。業者によって、同じ要望でも提案内容や使用する塗料、工法が異なる可能性も高いため、それぞれの提案のメリット・デメリットを比較検討してみるとよいでしょう。
ただし、外壁リフォームにおいては「安い=よい業者」とは限りません。安すぎる場合は手抜き工事の可能性や、後々になって高額な追加請求をされる可能性があります。
担当者の対応力や人柄を確認する
担当者との相性や対応の質は、工事の満足度に直結します。こちらの要望や不安をしっかりと聞き、理解しようと努めているか、専門用語を避け、素人にも分かりやすい言葉で丁寧に説明してくれるか等を確認しましょう。よい面だけでなく、デメリットやリスクについても正直に説明してくれるかも重要です。
また外壁リフォームは住まいを守るための重要な工事なので、じっくり考えたいと思うのは当然のことでしょう。契約内容をじっくり検討する時間を与えず、その場で契約を迫るような業者は避けるべきです。
見積り書の内容を確認する
「外壁塗装一式」「張り替え一式」のように、項目が大まかにまとめられている場合は要注意です。塗料の種類・数量・足場代・下地処理費用・人件費など、各項目が詳細に記載されているか確認しましょう。使用する塗料や外壁材の種類、メーカー、品番が明確に記載されているかも確認してみてください。
くわえて、どこからどこまでを工事するのか、ひび割れ補修やコーキングの打ち替えなどが含まれているかなど、工事範囲が明確か確認しましょう。
保証やアフターサービスを確認する
外壁リフォームは工事後の保証やアフターサービスも重要です。万が一の不具合に備えて、保証制度が充実しているかを確認しておきましょう。塗料や施工箇所ごとの保証期間や、保証対象となる不具合の範囲が書面で明確に提示されているかも、確認してみてください。
外壁リフォームの補助金活用方法
外壁リフォームの補助金は、お住まいの市区町村が独自に設けているケースが多いため、まずは自治体のホームページで「住宅リフォーム助成」「外壁塗装補助金」といったキーワードで検索してみるとよいでしょう。
業者に補助金・助成金制度について相談するのも1つの方法です。見積り依頼時に、利用できる補助金制度があるか確認してみましょう。
補助金活用のポイント
多くの補助金は、単なる美観目的の塗装ではなく、「省エネ性向上(遮熱・断熱塗料の使用など)」や「耐震性向上(重ね張り・張り替え)」といった特定の目的を持つ工事を対象としています。場合によっては無理に対象となるようなリフォームをするより、望むようにリフォームをした方が安くなる場合もあるでしょう。
また、ほとんどの補助金は、工事を始める前に申請し、交付決定通知を受け取る必要があります。工事が終わってからでは申請できないことが多いため、必ず事前に手続きを進めましょう。
くわえて補助金には予算が設定されており、予算上限に達し次第、受付が終了することもあります。また、申請期間も限られているため、早めの情報収集と申請が重要です。
申請には、見積り書や工事内容が分かる資料(写真や図面)や申請書など、多くの書類が必要となります。業者と連携して、不備なく準備を進めるとよいでしょう。
▼豊田市の最新助成金をチェック▼
豊田市で外壁塗装するなら知っておきたい!2025年助成金情報と賢い活用術
FAQ|外壁リフォームの費用相場と施工内容についてよくある質問
外壁リフォームを検討される方からは「費用の幅が広いけど何が違うの?」「補助金は誰でも使えるの?」といった具体的なご質問をよくいただきます。ここでは代表的な疑問に回答しますので、参考にしてください。
Q.外壁リフォームの費用相場が幅広いのはなぜですか?
外壁材の種類や施工方法(塗装・重ね張り・張り替え)、使用する塗料や外壁材のグレードによって費用が大きく変動するためです。劣化状況の診断結果によっても変わります。
Q.外壁塗装と張り替えではどちらが良いのでしょうか?
外壁塗装は費用を抑えながら美観や防水性を回復できるのに対し、張り替えは下地から全面的に改善できる工法です。劣化度合いや住まいの将来計画に応じて選択するのが理想です。
Q.補助金はどのようなリフォームが対象になりますか?
多くの場合、省エネや耐震性の向上を目的としたリフォームが対象です。遮熱塗料や断熱工事、耐震補強を伴う張り替えなどが対象になるケースが多く、単なる美観目的では対象外になることが一般的です。
Q.外壁リフォームの業者はどうやって選べばよいですか?
複数の見積もりを取り、見積書の内容が詳細であるか、担当者の説明が分かりやすいか、保証やアフターサービスが明示されているかを確認しましょう。安さだけで選ぶのはリスクがあります。
Q.外壁リフォームと屋根工事を同時に行うメリットはありますか?
あります。足場を共有できるためトータルコストを抑えられ、工期も短縮できます。将来的なメンテナンス計画を考えると、同時施工は非常に効率的です。
外壁リフォームの成功を実現するならマルヤマへご相談ください
外壁リフォームは費用も施工方法も幅広く、判断を誤ると「安かったのにすぐ劣化した」「補助金を申請できなかった」といった失敗につながりかねません。外壁塗装・張り替え・重ね張り(カバー工法)の違いや相場感を正しく理解し、劣化の度合いやライフプランに応じて最適な選択をすることが重要です。
補助金制度をうまく活用すれば、負担を軽減しながら住まいの性能を高められるでしょう。そのためには、制度や工法に精通した専門業者と連携することが欠かせません。
愛知県豊田市のプロタイムズ豊田永覚店/株式会社マルヤマでは、現地調査から劣化診断、施工プランのご提案、補助金申請のサポートまでトータルで対応しています。ご相談やお見積もりは無料ですので、問い合わせフォーム・メール・お電話でお気軽にご連絡ください。
ショールームでは外壁材のサンプルやカラーシミュレーションをご覧いただけます。失敗しない外壁リフォームを実現するために、ぜひマルヤマにご相談ください。
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