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工場のメンテナンスはマルヤマにお任せ|工場の建設に使える補助金ってどんなものがある?
2025年01月28日(火)
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます!
愛知県豊田市の塗装会社、
代表取締役の丸山です!
工場のメンテナンスというのは、建設系の会社ならどこでも扱えるというわけではありません。多くの外壁塗装業者が行う「戸建て住宅」に対するメンテナンスを見ると、工場オーナー様から見ると「戸建て屋さん」というようなイメージが多く抱かれます。
事実、それらを多く対応する業者の場合は、工場のメンテナンスの手間の取り方が不慣れなため、どうしても戸建て用の手間取りを行ってしまうものです。そのため、作業中に何度も辻褄合わせが必要になってしまうことがあるのです。
その点、マルヤマでは多くのトヨタ工場のメンテナンスを対応させていただいているため、安心してお任せいただけます。
そして、工場のメンテナンスで使用する補助金にも知見が広いため、ご負担を減らしながら工場のメンテナンスをする方法をご提示できるのです。
今回のお役立ちコラムでは「工場の建設の際に利用できる補助金」についてご紹介したいと思います。
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工場建設に使える補助金一例
工場の建設に使える補助金は比較的多いので、その中でもおすすめしたい2つの補助金制度についてご紹介したいと思います。
工場建設には「建物」だけではなく「土地の入手」も必要なので、状況に合わせて使い分けることが重要です。
企業立地奨励金
豊田市では、製造業などの企業が市内に工場や研究所を建設する際に、「企業立地奨励金」を交付しています。この奨励金は、産業の多角化や高度化を促進する目的で設けられています。
対象事業: 製造業、製品の製造に関連するサービス業や情報通信業、高度先端産業分野の事業など。
奨励金額: 取得資産の費用に応じて、以下の割合で交付されます。
・10億円以下の部分: 取得費用の5%~10%
・10億円超の部分: 取得費用の2.5%~5%
・限度額: 5億円~10億円
申請期限: 事業開始の30日前までに申請が必要です。
申請方法
事前相談: 計画段階で豊田市産業労働課に相談し、奨励金の適用可否や必要書類について確認します。
申請書類の準備: 以下の書類を準備します。
・奨励事業者指定申請書: 公式ウェブサイトからダウンロード可能です。
・事業計画書: 投資内容や事業の詳細を記載します。
・役員一覧表: 企業の役員情報を記載します。
・その他必要書類: 土地や建物の取得に関する契約書、見積書など。
申請期限: 事業着手の30日前までに申請書を提出する必要があります。
提出先: 豊田市産業労働課に直接提出します。
審査ポイント
申請内容は以下の観点から審査されます。
1.対象業種の確認: 製造業や製品の製造に関連するサービス業、情報通信業、高度先端産業分野の事業などが対象となります。
2.投資規模の確認: 中小企業の場合は3,000万円以上、大企業の場合は5億円以上の投資が必要です。
3.立地場所の確認: 産業誘導地区や農山村地域など、奨励金の対象地域であるかが確認されます。
4.事業内容の適合性: 市の産業振興方針や重点産業分野(次世代モビリティ、環境・エネルギー、IT・次世代ロボット、ヘルスケア・食品製造など)に合致しているかが評価されます。
5.雇用創出効果: 新規雇用の計画や地域経済への波及効果が重視されます。
6.環境への配慮: 環境負荷の低減や持続可能な取り組みが評価対象となります。
詳細な情報や申請書類のダウンロードは、豊田市公式ウェブサイトの「企業立地奨励金」ページをご参照ください。
中堅・中小企業大規模成長投資補助金
経済産業省が実施する補助金制度で、地域の雇用を支える中堅・中小企業が人手不足などの課題に対応し、成長を目指して行う大規模な投資を支援することを目的としています。
中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化などの大規模成長投資補助金 | 経済産業省
主な概要は以下の通りです。
対象者: 常時使用する従業員数が2,000人以下の中堅・中小企業。
補助対象要件:
・投資額: 10億円以上(外注費・専門家経費を除く補助対象経費)。
・賃上げ計画: 補助事業終了後3年間の対象事業に関わる従業員1人当たり給与支給総額の年平均成長率が、事業実施場所の都道府県における直近5年間の最低賃金の年平均成長率以上であること。
・補助率および上限額: 補助率は1/3以内、補助上限額は50億円。
補助対象経費:
・建物費: 生産施設、加工施設、販売施設、検査施設、倉庫などの建設、増築、改修、中古建物の取得に要する経費。
・機械装置費: 生産設備や器具・備品の購入、製作、借用、改良・修繕、据付け、運搬に要する経費。
・ソフトウェア費: 専用ソフトウェア・情報システムの購入・構築、借用、クラウドサービス利用に要する経費。
・事業期間: 交付決定日から最長で3年以内(補助事業終了後の賃上げのフォローアップは3事業年度分)
この補助金は、労働生産性の向上と事業規模の拡大を図るための工場等の拠点新設や大規模な設備投資を支援し、持続的な賃上げの実現を目指しています。
申請方法
中堅・中小企業大規模成長投資補助金は、国が行っている補助事業なので、市町村での申請よりも審査が厳しくなります。申請方法をしっかりと確認した上で、何度も申請のし直しが必要な状況にならないようにしましょう。
1.募集要項の確認
補助金の募集要項は、年度ごとに変更される場合があります。
公式サイトや経済産業省の公募ページで最新情報を確認してください。
2.必要書類の準備
以下の書類が一般的に必要とされます(年度により若干異なる場合があります)
・事業計画書
補助金の目的に沿った具体的な計画(投資内容、目的、効果など)
賃上げ計画の詳細。
・会社概要書
会社の事業内容、従業員数、財務情報などを明記。
・見積書や契約書
設備投資や建物建設にかかる具体的な費用を証明する書類。
・許認可書類
必要な場合、関連する許認可や資格証明書。
・その他の補足資料
事業の社会的意義や地域貢献性を示す資料など。
3.申請手続き
・申請は原則、電子申請システムを通じて行います。
・指定されたシステムに登録し、必要書類をアップロードします。
・事務局のサポート窓口がある場合、相談や確認を活用してください。
4.申請期限
公募開始日から締切日までの期間が設定されているため、期限内に完了させます。
審査ポイント
審査では、以下のポイントが重要視されます。しっかりとポイントを押さえた上で申請することで、採択されるまでの期間を短縮できるようにしましょう。
補助金申請というのは、不備があった場合は「最後尾に回されてしまう」のです。最初の審査までにかかった時間は関係なく、ほぼ問題がないという段階まで進んでいなければ列から一度外されてしまいます。
その後、再申請した際は現在申請中のすべての申請書の最後尾に回され、また自分の順番を待つことになるわけです。
1.投資の妥当性と事業計画の実現可能性
- 投資内容が補助金の目的(労働生産性の向上や地域活性化)に合致しているか。
- 具体的かつ現実的な事業計画が立てられているか。
- 投資がどのように収益性や効率向上に結びつくか明確に示されているか。
2.賃上げ計画の実効性
- 賃上げの目標や実施計画が具体的かつ実現可能であること。
- 事業の成果が従業員の待遇改善につながるかどうか。
3.地域への貢献度
- 投資が地域社会や経済に与える影響。
- 地元の雇用創出、地域資源の活用、新たな取引先の開拓など。
4.投資効果の波及性
- 事業規模の拡大が中長期的にどのような効果をもたらすか。
- 他の事業者や業界への好影響(モデルケースとしての価値)
5.環境配慮
- 投資が環境への負荷軽減や持続可能な事業運営を目指しているか(例:カーボンニュートラル関連設備の導入)
補助金の申請というのは、その補助事業に見合う内容の工事でなければ採択されることはありません。そのため、工事条件にあった補助金を選ぶということが最初に発生する問題になります。
補助金申請に不なれば業者の場合、実際にどの補助金制度が適合するかが判断できずに申請までに時間がかかってしまい、最悪のケースですと「補助金が上限に達してしまった」という状況が発生するかもしれません。
工場の建設は事前に決まっているものなので、本来は計画段階でどの補助金を使用するかという点まで話を詰めているはずです。
ただし、翌年度以降の建設を予定している場合には、利用予定の補助金制度が終了してしまうかもしれないという点も理解した上で計画することを忘れてはいけません。
工場建設前に活用できる補助金・助成金を把握しよう
工場建設には、数億円規模での工事が発生します。土地取得はもちろん、建設工事には多くの人件費や材料費も発生するため、補助金をうまく活用して負担を軽減するのは常識となっています。
もし、時間をかけて工場建設を予定している場合は、補助金の専門家からの意見も交えて計画することを検討しましょう。税理士や会計士のように税務に特化した人材だからといって、補助金を網羅して理解しているわけではありません。
補助金制度の多くは「経済産業省」「国土交通省」「環境省」や「自治体」などが実施しているため、外部の専門家中でも「中小企業診断士」のような実際に制度を発令する行政からの情報を的確に把握できる人材への相談がおすすめです。
マルヤマとともに工場の建設を最適化|補助金活用でスマートな投資を
工場建設に必要な投資は大きく、その計画は非常に重要です。
株式会社マルヤマでは、多くの成功事例を基に、工場オーナー様が補助金を最大限に活用しながら、効率的で経済的な建設プロジェクトを実行できるよう支援しています。
企業立地奨励金や中堅・中小企業大規模成長投資補助金をはじめとする多彩な補助金制度を利用することで、初期投資を抑えつつ、工場の機能性と生産効率を向上させることが可能です。
補助金の申請から実施計画まで、詳細なサポートが必要な方は、ぜひマルヤマまでご相談ください。専門知識を持つスタッフが一貫したサポートを提供し、貴社の事業拡大を全面的にバックアップします。
お問い合わせは、ウェブサイトの問い合わせフォーム、メール、または電話でのご相談が可能です。また、直接の対話をご希望の方はショールームへの来店も歓迎しております。
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