豊田市の外壁塗装・屋根塗装ならプロタイムズ豊田永覚店

お役立ちコラム

遮熱塗料とは!温度上昇抑制&省エネ効果に定評あり

遮熱塗料とは!温度上昇抑制&省エネ効果に定評あり

スタッフブログをご覧いただきありがとうございます!

愛知県豊田市の塗装会社、

プロタイムズ豊田永覚店/株式会社マルヤマです。


代表取締役の丸山です!

暑い季節やエネルギーコストの負担が大きくなる中、遮熱塗料は快適な生活と省エネ実現の助けになります。ただ、世の中には他にもさまざまな遮熱塗料があるため、選択に迷うことも多くなるものです。

遮熱塗料だけではなく、汚れや紫外線や雨風に強い塗料があります。耐久性を優先的に考えるなら、選択肢に十分入るでしょう。数ある塗料から遮熱塗料を選ぶなら、深い理解が求められます。「本当に室内の温度上昇を抑えられるのか?」「省エネ効果は本当にあるの?」など疑問は多数あるはずです。

そこで今回のお役立ちコラムでは、遮熱塗料の特徴やメリットなど、塗料選びのための基礎知識をお話しします。

▼合わせて読みたい▼
【豊田市】工場の屋根塗装でオススメの塗料は?塗料の機能も解説

塗料選びで失敗しないために!遮熱塗料とは?

塗料選びで失敗しないために!遮熱塗料とは?

家族や知人に「遮熱塗料がいい」と提案された方もいるかもしれません。広告を見て知った方もいるでしょう。ただ、遮熱塗料とは具体的にどのような塗料なのか、深く理解していないと失敗します。

「遮熱」とは熱を遮ることです。遮熱塗料は、太陽光の赤外線を効率よく反射する機能がある塗料を指します。赤外線は太陽光に含まれる電磁波です。真夏に住まい内部の気温上昇で暑くなるのは、赤外線の輻射熱が関係しています。

住まい内部を熱くする輻射熱

輻射熱は赤外線を通して伝わる熱のことです。焚き火では、火に触れなくても熱を感じられます。赤外線には熱を運ぶ性質があるからです。熱は温度の高い方から低い方へ伝わります。

赤外線には遠赤外線と近赤外線があり、違いは波長の長さです。近赤外線は可視光線に近く、0.7〜2.5マイクロメートル、遠赤外線は4〜1000マイクロメートルとなります。

目に見えませんが、住まい内部にある物の多くから発せられているのです。赤外線を放射する物は、一方で吸収する物といえます。木材や繊維や紙、ガラスやプラスチックなどです。

住まい内部の気温が高くなるメカニズム

日本において1年で最も暑くなる時期は大暑の7月22日〜8月6日です。7月〜8月にかけては熱中症のリスクが高まります。暑さ指数(WBGT)が31以上になると非常に危険です。

28〜31未満でも厳重警戒が求められます。外出の際と室内の温度上昇に警戒が必要なレベルです。31以上なら高齢者の場合、安静状態でも熱中症リスクが高まります。室内でも涼しい場所に移動が必要です。

住まい内部は屋根や外壁などで守られていますが、赤外線による輻射熱で温度が上昇します。太陽光が当たる屋根や外壁は熱を吸収するからです。

屋根や外壁から、輻射熱による熱が室内に影響をもたらします。結果、室温の過剰な上昇が発生するのです。快適な生活どころか、熱中症による生命の危険さえもたらす温度上昇になります。

参照:環境省・気象庁 7月~8月は熱中症リスクの高い時期です。熱中症対策を万全に。

遮熱とは?断熱との違いは?

遮熱塗料で用いられている遮熱機能とは、太陽光を反射させる機能です。室外から室内に熱を「さえぎる」から遮熱です。太陽光を反射させますから、外壁や屋根に熱がこもりません。輻射熱による室内温度上昇対策もできるのです。

遮熱と似たような言葉では断熱があります。遮熱と断熱のメカニズムは真逆というほど違うため注意が必要です。真冬は気温が低下しますから、室内は温かいほうが快適に過ごせます。

暖房機器で暖かくなっても、屋根や壁や床から熱が逃げていくのです。対策をしないと室内はすぐに寒くなります。熱が逃げないようにするには「断熱」をして、室内から熱が逃げないようにするのです。

ただし、断熱は遮熱と同様に外からの熱が室内に伝わらないようにする効果もあります。住まいに断熱材を施工することで、外からの熱が室内まで伝わらないようにしているのです。両方ともメカニズムは異なりますが、室温を上昇させないための対策という点では共通しています。

住まいを快適にするには、断熱と遮熱のどちらかあれば十分なわけではありません。断熱性能と遮熱性能が高いほど、住まいの快適性を確保できます。

遮熱塗料とは?遮熱機能を備えた塗

遮熱塗料とは?遮熱機能を備えた塗料

遮熱塗料は遮熱機能が付与されている塗料です。屋根や外壁に塗布することで太陽光を反射します。真夏でも太陽光の影響を抑えられるのが大きなメリットです。屋根や外壁は熱を吸収しませんから、輻射熱による室内の温度上昇

を食い止められます。屋根や外壁自体も、赤外線の熱による劣化対策が期待できるのです。次から遮熱塗料についてくわしくお話しします。

遮熱塗料のメカニズム

明るくない色には赤外線を吸収しやすい特徴があります。黒系や紺色など、明度の低い色です。また、塗料自体も太陽光を吸収する特徴があります。

遮熱塗料は遮熱顔料という特殊な顔料を用いることで、太陽光を効率的に反射できるのです。屋根も外壁も、塗装工事をするのは塗膜という保護膜を素材表面への形成を目的としています。太陽光の反射機能がある塗膜を、形成する塗料といってもいいでしょう。

日本の戸建て住宅は、明度の低い屋根や外壁が多いといわれています。屋根の瓦はカラフルなものもありますが、多くは明度の低い色です。

素材自体が太陽光による熱を吸収しやすいといえます。年々異常気象の影響により、夏の温度上昇が顕著に見られるようになりました。遮熱塗料の必要性が高まっている時代ともいえるのです。

参照:アステックペイント【暑い夏の味方】遮熱塗料の驚きの効果を体験

遮熱塗料の選び方!メリットとデメリットの比較

遮熱塗料の選び方!メリットとデメリットの比較

遮熱塗料を選ぶ場合、本当にニーズに合っているかどうか考えなければなりません。メリットとデメリットを把握したうえで、必要性を判断してください。

室内温度が2度から3度下がることで熱中症対策

遮熱塗料のメリットは、屋根や外壁の温度上昇を食い止めることで熱中症対策になる点です。建物の構造や、ガラス窓の大きさや数で効果は変わりますが、室内温度を2度から3度程度下げられるといわれています。

体感温度は個人によって変わるために、思ったよりも感じられない方もいるかもしれません。それでも、体感温度でわからなくても2度から3度、真夏の室温上昇を食い止められるのは大きなメリットです。

熱中症に注意したい高齢者や子どもがいるご家庭では安全対策という意味でも期待できるでしょう。

電気代の節約という嬉しいメリット

電気代の高騰に頭を悩まされている方も多いかもしれません。真夏になると熱中症対策のこともあり、1日中、冷房を稼働させている家庭もあるでしょう。真夏の期間だけとはいえ、冷房を1日中稼働させていると、光熱費が不安になる方もいるはずです。

エアコンの場合、2度から3度ほど、設定温度を下げるだけでも電気代の節約につながります。DAIKINでは1時間あたりの電気代についての計算式を紹介しています。

【1時間あたり電気代=消費電力(kW)×電力料金単価(円)×1(時間)】

計算式を踏まえると、消費電力量が大きく関係します。エアコンの場合、設定温度を下げると消費電力を使うことになるのです。室内温度が高いと、設定温度になるまでエアコンは全力で稼働します。

高温の室内温度から設定温度まで下げるには、時間がかかるものです。長時間、全力で稼働した分が電気代に反映されます。高額になるのもしかたないでしょう。

遮熱塗料を使用することで、2度から3度室内温度が下がるだけでも快適性を確保できます。室内温度によってはエアコン自体を使わなくてもいい日が出てくるかもしれません。設定温度も過剰に低くすることも回避できますから、電気代の高騰を抑えられるのです。

参照:DAIKIN 1時間あたりの電気代の目安(ルームエアコン)

ヒートアイランド現象の抑制

住まいをはじめとした太陽光による熱は、室内ばかりの影響ではありません。熱放射として外部にも逃げていきます。外気の温度上昇にもつながるこの現象が、ヒートアイランド現象です。ビルやマンションなど建物が多数ある都市部では、とくに対策が求められています。

遮熱塗料はビルやマンションでも施工可能です。ヒートアイランド現象対策にもなりますから、社会貢献にもつながります。

デメリットにも注意!価格は一般の塗料と比較してコストは高額

遮熱機能は一般の塗料にはない機能です。特別な機能を付与しているわけですから、価格帯も高額設定されています。製品やメーカーにより価格帯は異なりますが、一般的な塗料より1缶で20%は高いと考えていたほうがいいでしょう。

ただし、コストは高額でも、一般的な塗料と比較して耐久性が高い製品は多数あります。アステックペイントのスーパーシャネツサーモFだと16年〜20年の耐用年数です。フッ素塗料は高グレード塗料に分類されますが、耐用年数は15年です。

アステックペイント以外にも遮熱塗料を出しているメーカーは多数ありますが、15年程度の耐用年数が多数見受けられます。コストは高額でも、電気代の節約や塗装工事の頻度を減らせることも考えてみてください。1度のコストは高くても、長期的に見るとお得と考えられます。

プロタイムズ豊田永覚店株式会社マルヤマは遮熱塗料を提案できます

プロタイムズ豊田永覚店株式会社マルヤマは遮熱塗料を提案できます

年々、夏の気温は上昇し、熱中症対策が社会的な課題となっている状況です。快適な生活とともに大切なご家族の健康を守るための方法として、外壁や屋根の塗装工事からも検討してみてください。

プロタイムズ豊田永覚店/株式会社マルヤマはプロタイムズ加盟店です。遮熱塗料メーカーでトップシェアを誇り、高性能な塗料を研究開発してきたアステックペイントが運営しています。アステックペイントのスーパーシャネツサーモFで、実証実験が行われました。塗布した屋根が55.5度でしていない屋根は40.1度。比較の結果、15.7度の差が確認できたのです。

株式会社マルヤマへのご相談は、問い合わせフォームをご利用ください。その他、電話やショールームでも受け付けております。

人気記事

お問い合わせはお気軽に!
ご都合にあわせてお問い合わせ方法をお選びください。

メールの方はこちら