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工場新設・増設に役立つ補助金ガイド|申請条件や手続きのポイント

工場新設・増設に役立つ補助金ガイド|申請条件や手続きのポイント

スタッフブログをご覧いただきありがとうございます!

愛知県豊田市の塗装会社、

プロタイムズ豊田永覚店/株式会社マルヤマです。


代表取締役の丸山です!

工場の新設や増設は、企業の成長と生産効率をアップさせるために重要な取り組みです。一方で建設費や設備投資などのコストは負担となります。とくに中小企業、地元密着業者では資金面が課題です。

解決するには国や自治体の「補助金」や「助成金」が助けになります。工場の新設や増設に関するコストの負担を抑えられるのです。

そのためには「補助金の種類」や「申請の条件や手続き」などの基本情報は抑えなければなりません。補助金も助成金も税金ですし限りがありますから、無条件にはもらえないからです。

そこで今回のお役立ちコラムでは、工場の建設や増設に関連する補助金についてお話しします。

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工場新設や増設はコストがかかる

工場の新設や増設を検討している方の多くは、コストという壁に前を塞がれてはいませんか?すでに工場を建設した方の中には「昔より高額になった」と感じてはいないでしょうか。理由として、原材料価格の高騰があげられます。

建設資材の高騰は日本だけの現象ではありません。世界的な原材料や原油など、エネルギーの品不足や価格高騰が起こっています。日本では円安の影響もあって、資材価格も高騰しているのです。

建設資材物価に関しては、2021年1月と2024年11月時点を比較すると33%も上昇しています。材料費の割合が50%〜60%と仮定した場合、46か月間で全建設コスト(平均)16〜20%の上昇率です。

政府の賃上げ方針、労務単価の引き上げの影響もあり、建設技能労働者の賃金上昇も発生しています。公共工事設計労務単価では、2020年度と比較すると、2024年では16%も上昇しました。

参照:一般社団法人日本建設業連合会

補助金を活用しないと財務リスクが増大

補助金を活用しないと財務リスクが増大

補助金や助成金を利用しない場合、自社だけで工場新設にかかる費用は自己資金だけで負担することになります。

自己資金の減少

工場建設をすべて自己資金でカバーしようとすると、資金には大きな負担です。資金は大きく減りますから、事業資金や運転資金など、他に回す資金は制限を受けます。

経営に余裕がなくなってしまうために、財務状況が危険水域に達しかねません。

借金と金利負担のリスク

自己資金での工場建設では、金融機関から融資を受けることがほとんどです。

融資額次第では金利負担が大きく返済に苦労するでしょう。資金繰りも悪化しますし、慎重な財務管理が必要です。

競争力低下

補助金で自己資金に余裕が出れば、収益につながる投資の幅が広くなります。研究開発や設備の更新をはじめ、人材の育成も余裕を持ってできるのです。

補助金がないと、投資額は少額になります。経営悪化を食い止める対策のためだけに、奔走することになりかねません。

工場建設のための補助金

工場建設のための補助金

ここからは工場建設のための、補助金の種類についてお話ししていきます。利用しない手はありません。

事業再構築補助金

ポストコロナ時代では経済社会の変化も求められています。企業の中には新市場に進出することで突破を図るケースも出てきました。

事業再構築補助金では、経済社会の変化に対応するためにチャレンジをする、中小企業を支援するための補助金です。新市場支出に当てはまる内容は以下のとおりです。

  • 新市場進出(新分野展開、業態転換)
  • 事業・業種転換
  • 事業再編
  • 国内回帰
  • 地域サプライチェーン維持・強靱化、またはこれらの取り組みを通じた規模の拡大

基本要件

  • 事業再構築指針に示す「事業再構築」の定義に該当する事業
  • 事業計画で、金融機関等や認定経営革新等支援機関の確認を受ける
  • 補助事業終了後3~5年で付加価値額の年平均成長率3~4%以上増加か、従業員1人あたり付加価値額の年平均成長率3%~4%以上増加の達成(※事業類型よって内容は多少異なります)

事業類型に関しては以下のとおりです。

事業類型 対象となる事業者の例 補助上限 補助率
成長分野進出枠(通常類型) ポストコロナに対応し、成長分野への事業再構築に取り組む事業者などが対象

国内市場縮小が必要な状況の業種や業態の事業者向け

 

【従業員数20人以下】は上限1,500万円

【従業員数21~50人】は上限

3,000万円

【従業員数51~100人】は上限4,000万円

【従業員数101人以上】は上限6,000万円

※一部廃業を伴うなら2,000万円の上乗せがあります

※短期間に大規模な賃上げをするなら金額が変わります

【従業員数20人以下】は上限2,000万円

【従業員数21~50人】は上限

4,000万円

【従業員数51~100人】は上限5,000万円

【従業員数101人以上】は上限7,000万円

中小1/2

中堅1/3

※短期間に大規模な賃上げを行う場合、補助率は変動します。

中小2/3

中堅1/2

成長分野進出枠(GX進出類型) グリーン成長戦略「実行計画14分野」の課題解決に、新しく取り組む事業者向け 【中小】

【従業員数20人以下】

3,000万円(※4,000万円)

【従業員数21~50人】

5,000万円(※6,000万円)

【従業員数51~100人】

7,000万円(※8,000万円)

【従業員数101人以上】

8,000万円(※1億円)

【中堅】

1億円(※1.5億円)

※短期に大規模な賃上げを行う場合

中小1/2(※2/3)

中堅1/3(※1/2)

※短期に大規模な

賃上げを行う場合

コロナ回復加速化枠(最低賃金類型) コロナ禍が終息して、最低賃金引き上げの影響を受ける企業向け 【従業員数5人以下】500万円

【従業員数6~20人】1,000万円

【従業員数21人以上】1,500万円

中小3/4(※2/3)

中堅2/3(※1/2)

※コロナで抱えた債務の借り

換えを行っていない者の場合

大きな補助金を受けられる可能性があります。規模拡大の場合、補助事業が終了して3年〜5年で、中小・中堅から、中堅・大企業へ規模拡大する事業者の、上限上乗せも用意されています。

賃上げでは、継続的な賃金の引き上げや従業員の増加に取り組む事業者を対象に、上限上乗せも用意されているのです。

補助対象経費は機械装置や技術導入費用の他、建物の建築家改修等も含まれています。新しく工場を建設するのにピッタリの補助金です。ただし、従業員の人件費や旅費、不動産や汎用品の購入費などは補助対象外のため注意してください。

申請手続き

基本要件を満たしているのが大前提です。自社が補助対象者の要件を満たしているか?申請要件、対象経費、スケジュールの確認が求められます。確認後、GビズIDを取得して、電子申請システムで申請する流れです。

GビズIDなら、1つのIDとパスワードのみで行政サービスにログインできます。ID取得には一定の時間が必要です。スムーズな申請のため、早めの手続きが求められます。アカウント発行は1週間程度の時間が必要です。万が一、アカウント取得の手続きで遅れても、申請期限の延長は認められません。

申請後、審査があってクリアできれば事業実施とフォローアップです。交付候補者決定後、交付申請と決定があり、事業を実施します。注意点は事業開始のタイミングです。万が一、交付が決定される前に事業をスタートさせると、補助金の交付対象になりません。

補助事業実施期間内に設備投資を行って、実績報告書を提出します。補助事業で取得する資産は、法に基づいて財産処分で制限が課せられるため、注意が必要です。3年〜5年の事業計画に基づいて事業を実施します。5年間、毎年事業化状況報告の提出による事業成果の確認が必要です。

参照:経済産業省 中小企業庁 事業再構築補助金

参照:事業再構築補助金ポストコロナに対応した事業再構築をこれから行う事業者を重点的に支援

その他の補助金も可能性がある

その他の補助金も可能性がある

他にも2025年に募集の可能性がある補助金はあります。たとえば、ものづくり補助金です。

ものづくり補助金は現状、令和6年時点で18次まで募集しています。令和7年も19次募集の可能性があるため注視しておきたい補助金です。

中小企業や小規模事業者にとって、働き方改革や賃上げ、インボイスの導入などの制度変更は経営負担になります。対応するためには資金が必要です。ものづくり補助金は、中小企業や小規模事業者の、革新的サービス開発や試作品開発、精査プロセスの改善のために設備投資を支援します。

ものづくり補助金の対象経費は、あくまで製品生産や向上のためにかかった経費が対象です。海外事業の拡大や強化を目的として、事業に必要な海外渡航や宿泊費の経費なども認められています。ただし、工場建設への補助金ではありません。明確に工場建屋や構築物の取得費用、作り上げるための組立用部材の取得費用は対象外に記載されています。

中小企業や小規模事業者が取り組む革新的な製品やサービスの開発費、生産性を向上させるための設備投資が補助されるのです。余剰資金を工場建設に回せるため活用しましょう。省力化(オーダーメイド)枠なら100人以上の中小企業は8,000万円、賃上げなら1億円の補助金額です。

参照:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業公募要領(18次締切分)1.1版

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補助金で工場建設をしたら塗装工事はマルヤマにお任せください

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プロタイムズ豊田永覚店/株式会社マルヤマは、愛知県豊田市西岡町に本社を構えています。地域密着の外壁塗装と屋根塗装専門店で、向上の施工実績も多数あるため安心してご相談くださいませ。

工場や倉庫の外壁塗装や塗床などの専門会社でもあります。建設業の許可もあり、施工は厳しい基準をクリアしている作業責任者対応しています。

職長・安全衛生責任者、全トヨタ作業責任者など法人様対応資格も有しているのも強みです。365日サポート、自社専門の工機や道具も用意しており、外壁から床まで対応できます。ドローンのような新しいテクノロジーも導入して状況を適切に見極められる耐性を整えているのです。

プロタイムズ豊田永覚店株式会社マルヤマへのご相談は、ホームページの問い合わせフォームをご利用ください。電話やショールームでも相談対応しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

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