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豊田市の外壁塗装はマルヤマにお任せ|防水工事マメ知識【FRP防水】の役割と効果
2024年11月01日(金)
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます!
愛知県豊田市の塗装会社、
代表取締役の丸山です!
建物のメンテナンスをする際、外壁塗装ばかりに力を入れるのでは十分とはいえません。外装をきれいにするのは重要ですが、実は建物の中身に影響を与えないようにするには「防水工事」を適切に施す必要があるのです。
防水工事にも種類があるのですが、建物を建築する段階で「防水工事の基礎」となる部分を造らなければなりません。
今回のお役立ちコラムでは「防水工事の種類と役割」についてご紹介したいと思います。そして、その中でも「FRP防水」の重要性について考えていきましょう。
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防水工事の必要性
防水工事は「建物が水害に遭わないために必要」な非常に重要な工事です。適切なメンテナンス時期を守らなかった場合、建物には大きなダメージを受けてしまうことになるでしょう。
では、防水工事の必要性について少し詳しく考えていきましょう。
雨漏り対策
防水工事の主な役割は「雨漏り対策」です。その名の通り「水を防ぐ」ために行う工事なので、本来であれば建物全体に施したいというのが多くの方が考えることになります。
しかし、防水工事には「美観」を期待するわけではないので、防水性アップはできたとしても、見た目の美しさは手に入りません。
防水工事の効果を確実に維持し続けるためには、一般的に「5年ごと」にやり直さなければならず、この定期的なメンテナンスを正しく行なっている方は、非常に少ないです。
見た目的には損傷も劣化も確認できないため、メンテナンスの必要性を感じない方が多く、10年以上放置してしまうことも多くあります。このような状況だと、いつ雨漏りが発生してしまうかわからないため、メンテナンス時期を守って工事するようにしましょう。
コンクリートの健全化
防水工事をおろそかにしてしまうと、雨漏りが発生してしまうため「コンクリートが劣化」してしまうということを覚えておいてください。特に、RC造の建物の場合は、この劣化が顕著なので、しっかりとメンテナンスすることを徹底してください。
木造住宅の場合も、コンクリートを使っている部分はあります。「基礎コンクリート」です。ここまで雨漏りが入り込んでしまうと、非常にまずいことが発生する恐れがあるので、木造住宅でも防水工事をおろそかにするのはおすすめできません。
実は、コンクリートというのは「吸水性」があるため、内部に雨が入り込んでしまうと「カルシウム成分」が雨と一緒に抜け落ちてしまうのです。そうすると、コンクリートの耐久性はどんどん失え荒れてしまい脆くなってしまうのです。
しかも、基礎コンクリートを通過した雨水は、土壌改良によって強固な状態になっている地面を緩ませてしまい、建物全体を傾けていく可能性すら孕んでいます。俗にいう「地盤沈下」が発生するということです。
建物の耐久性や寿命だけでなく、中に住む皆さんにとっても非常に危険な状態だということを覚えておいてください。
木材の保護
木造建築にとって、雨漏りは最大の問題です。構造材が劣化するだけではなく、腐ってしまうことで害虫の発生や建物の崩壊が訪れてしまうため、単純に水が入り込んでしまう心配だけでは済まないということを覚えておきましょう。
適切なメンテナンス時期を守りながら、雨漏りを防ぐことで、これらの問題は大幅に減少します。しかし、メンテナンス不足により雨漏りが発生し、木材が劣化してしまうと、コンクリートの劣化時と同様のトラブルが発生することになってしまいます。
しかも、コンクリートの劣化よりも木材の腐朽の方が早く進んでしまうため、地盤沈下するタイミングよりも早く「建物の崩壊」が発生してしまうというわけです。
構造材ばかりではなく、ドアや雨戸、戸袋なども木製の場合には劣化が進んでしまうので注意しましょう。
防水工事の方法
防水工事には複数種類の方法があり、それぞれ耐久性が異なります。そして、どのような方っ方でメンテナンスすれば良いのかを理解している業者に依頼することで、建物の寿命は引き延ばすことができるでしょう。
単純なメンテナンスなのですが、メンテナンス時期と方法を間違えると十分な効果を期待することができません。また、費用にも大きな違いが出てしまうので、予備知識として防水工事の方法について知っておくことをおすすめします。
ウレタン塗膜防水
戸建ての防水の中で最も用いられやすいのが「ウレタン塗膜防水」になります。ウレタン塗膜防水は、防水工事の中でもっともリーズナブルに工事が行える上に、高い防水性能を発揮してくれる方法です。
主に「ベランダの防水」に使用されており、施工する場所を絵r場ないというメリットがあります。ただし、施工する職人の技術により効果が左右されやすいため、経験の浅い職人に施工されたウレタン塗膜防水は「密着不良」を起こしやすいでしょう。
ウレタン塗膜防水の耐用年数は「5年前後」と覚えておいてください。
シート防水
マンションやビルなどの「屋上」でよく用いられているのが「シート防水」です。この方法であれば、職人の技術の高さに依存することなく、高い防水性能を期待することができます。
塗膜ではないので、適切な事前処理ができていれば即日工事を完了することもでき、作業する人員も少数で済むため「コストパフォーマンスに優れている」防水工事になります。
紫外線による劣化が主な劣化原因になりますが、およそ「10年前後」の耐用年数が期待できるので、比較的長期間メンテナンスフリーでいられるようになるのが大きなメリットです。
FRP防水
建物建築する際、ベランダや陸屋根部分の「根本的な防水層」として造られるのが「FRP防水」です。非常に強度の高い素材なので、簡単に劣化することがないため、長期間高い防水性を期待することができるでしょう。
一般的な耐用年数は「15年前後」となります。
ただし、FRP防水層があるのはウレタン塗膜防水の下になるため、簡単に補修することはできません。
アスファルト防水
高層ビルのように、何度もメンテナンスするには資材の搬送だけでも一苦労になってしまう場合、最強の防水工事である「アスファルト防水」という方法を用います。この方法は、一般戸建や低階層のマンション程度では使用することはありません。
なぜなら、アスファルトを用いるため「重量が高くなりすぎる」からです。ベランダに重さが必要以上にかかり続ければ、ベランダ部分は落下する可能性があります。
陸屋根等に用いた場合、構造材におきな負荷をかけ続けることになってしまうため、建物の寿命が短くなる可能性もあります。
アスファルト防水を用いることができるのは「重量鉄骨」で造られている建物なので、あまり一般的な防水方法としては知られていません。
アスファルト防水の耐用年数は「25年前後」です。
FRP防水の特徴
今回のテーマである「FRP防水」ですが、非常に優れた特性を持った防水工事になります。多くの場合、この部分にまでメンテナンスが発生することはありませんが、高い耐久性と性能によって生まれるメリットなので、一度劣化が進んでしまうと「早急なメンテナンスが必要になる」ということを覚えておいてください。
では、もう少し詳しくFRP防水の中身について見ていきましょう。
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ベランダ部分の防水の基礎
ベランダ部分の防水の「芯」となるのがFRP防水です。表面をトップコートしているウレタン塗膜防水を通過してしまった雨水を防ぐのがFRP防水の役目になります。
長期間トップコートのメンテナンスを怠った場合、FRP防水も次第に劣化してしまいますこの場合、劣化部分とその周辺までを切り取り、追加でFRP防水を構築する必要が出てくるでしょう。
長期間の防水効果
FRP防水の基本的な耐用年数は「15年前後」とされています。この15年間で適切にトップコートを施している場合は、FRP防水自体の劣化はほとんど確認されないでしょう。
普段、表面に空気が触れると言うこともないため、FRP防水層は常にカバーされた状態です。つまり、トップコートさえ確実なメンテナンスをしていれば、ほとんど劣化する場所ではないということがわかります。
船舶にも使われている
FRP防水の効果の高さは、船舶の成形や修理にも使われていることから明らかです。常に海上や河川にある状態の船舶が、確実に浮力を発揮し続けられるのはFRP防水のおかげなのです。
つまり、適切なメンテナンスさえ続けていれば、建物の劣化は確実に防ぐことができるということなので、防水工事の重要性を今一度ご理解いただければと思います。
船舶は、浸水してしまうと沈没します。船舶そのものは、新艇で購入した場合「建物と同等かそれ以上」の資産価値を持つ財産です。それを水上に浮かべて走らせていると考えると、正直「異常」だと考えてもおかしくありません。
いつ沈んでしまうかわからない状態なのに、船長たちは全く平気な顔をしています。それほどまでに、FRP防水の効果は信頼性の高い方法だということです。
建物は常に水にさらされているわけではありません。雨の日に多少の水を被るだけなので、船舶ほどの重要性はありません。
しかし、同等の効果を持つ防水工事が施されているということで、建物の構造材が重要だという点にも着目すべきでしょう。
「高い防水性」で守ることで、長期間健全な状態で住める建物が維持できるというわけです。
防水工事も「マルヤマ」にお任せ!建物を守る最善策をご提案します
建物の外装をきれいに保つために外壁塗装を行うことは重要ですが、それだけでは十分ではありません。外壁だけでなく防水工事を適切に行うことで、建物の耐久性や安全性を長期間維持することができます。特に雨漏りの発生を防ぐためには、FRP防水をはじめとする防水工事の役割を正しく理解し、計画的なメンテナンスを実施することが求められます。
プロタイムズ豊田永覚店/株式会社マルヤマでは、住宅からマンション、ビルに至るまで幅広い防水工事を承っており、経験豊富な職人が品質管理を徹底しています。雨漏りの心配を軽減し、建物の寿命を延ばすために、ぜひ「マルヤマ」にご相談ください。お問い合わせは、専用フォーム、メール、電話相談、またはショールームへのご来店でお待ちしております。
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